赤甲羅な雑記

アニメ・マンガとかの記事を書く量産型無個性ブログです

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最近読んだ本とかについてその1

またずっと本ばかり読んでいました。

そんで読んで感想書かないのもなんだかなーって思い、加えてちゃんと出力しないとちゃんと身にもつかねえよなとも思ったので短いながらも感想を書いてみようと思います。ぐうたらと食っちゃ寝のように本を貪るのではなくきちんと運動するように感想を書くのも大事なことなのです。

えっ?運動量が少ないって?しないよりはマシなんだから良いんだよこまけえこたぁいいんだよ。ツイッターでなんとか読了とか一言で終わらせるよかよっぽどマシってもんなんじゃ。

 

といっても何読んだかよく覚えてないので直近読んで気になった面白かった本について書いていこうと思います。この時点で大分身になってねえし筋肉ではなく贅肉と化している気がしますが気にしないでいきましょう。脂肪はこれから燃焼すれば良いのです。

 

そんじゃまとりあえず一冊目です。

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いい歳にもなって読んでもいねえのかよって言う人がいるかもしれませんが、かのサンテクジュペリの名作、人間の大地です。英題だとWind, Sand and Starsですこの題めっちゃセンスありますね。ちなみに夜間飛行も読みました。まあ読んだ感想だと最高でしたの一言で終わるんですかそれだと味気ないので少し感想めいたものを書きます。星の王子さまなどでパイロットは著者自身とも言われることもあるようにサンテクジュペリは飛行機郵便の操縦士を実際に務めており著作にはその経験が色濃く出ています。夜間飛行では架空の郵便会社の出来事でしたがこちらは著者自身の経験によるエッセイ集となっています。

ぶっちゃけるともう語ることなんてなくただサン=テグジュペリが知りたければ読め!みたいな雰囲気がある小説です。著者の持つ高い感受性とそれを表現する詩情溢れる筆致、この2つをより味わいたければとりあえず読んで、どうぞという感じです。おそらく最高の読書体験が得られるでしょう。

人間とはなんぞや、人が生きることとはどういうことか、ということに対して真っ向から向かいあったエッセイで、生に対する真摯さ、つまり人間らしさを取り扱った作品です。僕はこの本の締めくくりの言葉すごく好きなんでちょっと書かせてもらうと「精神の風が粘土の上を吹き渡るとき、初めて人間は創造される。」っていうやつです。人間は初めから人間ではなくきっかけがなければ人間にならず、また殆どの人間はそうではないってのが意味する所でしょうか。作中にある「虐殺されたモーツァルト」とはこれまた言い得て妙な表現ですね。こういう詩的かつ直接的な表現っていいよね「柵の中のガゼル」とかもそうだけど。

ちょっと話が逸れたけど、実質だいたいジョジョです。人間賛歌は勇気の証ってやつです。年代的にも第1部と同じくらいだしやっぱりジョジョですね。文学好きの方々見てたら申し訳ありません。

 

雑な感想になってしまった感ありますがこんな所でしょうか。僚友ギヨメのアンデス山脈遭難の話とかリビア砂漠遭難の話とかもすごい好きなんですがこの辺はまあ読んで下さい。色々とめっちゃ良いんで(適当)

 

なんかダラダラと書いてたら長くなっちゃったのでこの辺にしたいと思います。次は何について書きましょうか。星を継ぐものとか幼年期の終わりの感想でも書きたいと思います。