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赤甲羅な雑記

アニメ・マンガとかの記事を書く量産型無個性ブログです

2017年 冬アニメも中盤戦がてら感想をかく

アニメ

 拝啓皆様、お元気にしてますでしょうか。元気じゃないのならアニメを見てください。元気が出ます。やっぱ良いですよねアニメって。それと元気が有り余ってる方は気力があるならアニメを見ましょう。甘えてんじゃねえ。

 

早いものでもう2017年アニメも中盤戦ですよ。すごーい。はやーい。といった感じですね。まあ自分はケモフレみてないので詳しくは知らないんでにわか丸出しですね。

 

前文で人にあんなことを言っておいて自分は大してアニメを見てないのでもしかしたら自分は甘えてるのかもしれません。いやそもそも元気だったかどうかすら疑わしいところがあるのでもしかしたらアニメをあまり見ていないのは元気が無いからかもしれません。いやーアニメ見るほど元気がなくて辛いわー。

 

まあ今期見ているアニメでもつらつらっとピックアップしていきますか見ていないアニメは除外する感じで。

 

青の祓魔師 京都不浄王篇

ACCA13区観察課

エルドライブ

CHAOS;CHILD

キラキラプリキュアアラモード

クズの本懐

このすば2

昭和元禄落語心中 助六再び篇

スクールガールストライカーズ

チェインクロニクル ヘクセイタスの閃

テイルズオブゼスティリア クロス(第二期)

リトルウィッチアカデミア

亜人ちゃんは語りたい

弱虫ペダル NEW GENERATION

Rewrite セカンドシーズン Moon編/Terra編

 

うーん15個かあ、まあまあそれなり?って感じでしょうか。話題の幼女戦記けものフレンズ。を見ていないのは割りとギルティ案件かもしれません。京アニ枠のメイドラゴンとかも見ていないですし。というか京アニは「聲の形」などで最近はそれなりに硬派なイメージだったんですけど突然一転して昔みたいなオタク向け作品ぶっ込んでくるのはどういう意図なんでしょうか。そこそこ独立性が高いから妙なことできるのは面白いんですがどういう企画や経営方針なのかさっぱりわかりません。

またいつの間にかソシャゲアニメが群雄割拠の時代になってました。グラブルとかFGOも短編でアニメやってるし据え置きゲーのアニメも結構あってゲーム色が強い時期ですね。

原作をやっているのはカオスチャイルドくらいなんですがアニメが原作を超えられていないというかホラー演出自体がアニメに不向きなことを考えるとファンとしては色々と残念ですね。といっても第0話がCHAOS;HEADのアニメ版もろともなかったことなったことを鑑みるともう少しなんとかなっただろうと思うこともありますが。

そういえばゼスティリアもやってました。ベルセリアもおもしろかったしテイルズがいつの間にか覇権コンテンツの一つになるとは思いもしませんでした。TOZの酷評からよく立ち直ったな…まあシリーズファンとしてはそれなりに嬉しいことではあります。実はテイルズはオワコンとかずっと思ってましたすいません。

漫画原作はほとんど読んでないです。ですが僕が見ていいないものを含めるとかなり数も多いし見ている人も多いのでおそらくはまあ安定していると思います。まあ売れててそこそこ面白いからアニメ化するわけですし当然かもしれません。どれ見てもまあそれなりというか結構面白いと思います。ノベル原作も似たようなもんだと思います。(適当だなこれ)。あとあんまり話題になんないんですけどACCAって結構ていうかかなり面白いと思うんですよね。おおまかなストーリーはあるものの1話完結の色が強い、組織モノとしてみてもレベルが高いですしマッドハウスの古き良き90年代アニメを思わせます。何よりキャラクター性も今風に寄せていて良いです。少々ホモ臭いところはありますが悠木碧の妹キャラは俺ガイルの小町で最強であることがわかっているのでこの辺は特にGOODですね。

 

こんな所でしょうか、オリジナル枠が前期に比べるとなんか減った気もしますが僕が見てないだけでハンドシェイカーとかセイレンとか割りとあったのでかなり気のせいでした。リトルウィッチアカデミアは作画的にも内容的にもNHKで放送しろよとか思ってるんですが龍の歯医者がやるのでもうなんか実質ガイナだしまあいいかみたいになってます。どうでもいいけど庵野くんはやくエヴァ終わらせて!

 

あとはプリキュアでしょうか。女児向けはプリキュア一筋おじさんでプリパラだのアイカツだの興味はあるもののイマイチよく知らないんですよね。しかしまあ今回は色々と従来から引き継いできたものをいい感じにぶっ壊していて新しいものを作ろうという気概が見えますね。GOプリの頃からか、割りと今まで積み上げてきたものをあえて崩して新しいものを作ろうという気風があるように感じます。流石にいきなりキャラソンからの実写パートは大草原不可避でしたがなかなかぶっ飛んでてこれはこれでありでした。これからも見ていきたいですね。

 

まあ総括というほどもでもなくまとめると今期も概ね面白いということですね。とりあえず評判が固まってきて見なきゃいけないと思うのは幼女戦記、けもフレ、メイドラゴン、ガヴリールドロップアウトくらいでしょうか。見ていたアニメに目立ったヒットがないとちょっぴり悲しくなりますが、今期も面白いアニメがいっぱいでとても良いクールですね。なんだか元気が出てきそうです。これからは甘えずにアニメを見たいと思います。

ダンガンロンパV3がとても面白かったのでプレイ感想

ゲーム 雑感その他

「文学は現実を模倣するべきである」とか昔の偉いおっさんが言っていたそうですね。

ネタバレ含みますので読みたくない人や未プレイの方は読まないほうが良いです。ついでに1週目なので真ルートのこと言ってるかどうかも知らないですし追加要素もろくすっぽやってないです。

いくつか気になった書きたいなと思った項目に分けて書きます。雑ですがどうぞ。

 

 

 

・とりあえず感想

感想書く前に何ですが今作のテーマ性から言ってもあまりとやかくとアレコレ言う様なゲーム及びシナリオではないというのが率直な感想でした。自分の少ない引き出しの中で最も本作に近い作品を上げるとなると名作映画の「トゥルーマン・ショー」やそのオマージュ元であるディックの「時は流れて」あたりでしょうか。マトリックスなどももちろんありますがデザインされた人生という点を踏まえるとこの2作がふさわしいのではないのでしょうか。

フィクション世界からの脱却というのは昔からそれなりにテーマや演出として取り扱われていますが(第四の壁)、昨今のコンテンツビジネス隆盛とそのコンテンツ自体を真っ向から否定する性質からか最近はとんと姿を見ない気もします。いやだからこそ人気コンテンツであるダンガンロンパでよくぞやってくれたという気持ちもあるのですが、それも僕らの平和な世界で好き放題言っている歪んだ視聴者のいち意見でしか無いのでしょうね。一通りやってみた後から「この手のプレイヤーとか受け手の鏡を見せつける作品ってだいたい日本だと評判悪いんだよな旧エヴァとかモロだったし」とか思いながらアマゾンレビュー見てったらまー評判悪いことでだいたい予想したとおりって感じでした。まあこういう一石を投じる作品って基本的に人を選びますし当然で残当って感じではあるんですけどね。SO3とかもだいぶ評判悪かったし1と2とぶち壊しするあたりに共通点を感じる人もいるみたいですね。正直全然違う気がしなくもないのですが。

 

・偽証システムについて

終わってみると本作から搭載されたノンストップ議論における偽証システムはこのゲームを体現したようなシステムでしたね。嘘を持って真実を暴く、嘘を現実にしてしまう、フィクションを現実にするというのは本作の結末やテーマにも通じており、つまるところ僕らは初めから嘘つまりフィクションを作りそれを現実にするという作業を繰り返しやらされていたわけですね。この辺にやはりシナリオの小高氏の妙がありますね。扱いづらいテーマでありながらもそれをゲームシステムに組み込むことによってそれを身近にかつ初めから意識させる。賛否両論あるシナリオですが脚本の技量や演出には確かなものを感じさせるクオリティだと思います。

 

・事件のトリックについて

まあ概ね満足でした。滅茶苦茶なトリックはダンガンロンパらしさといえばそれまでですのでとやかくは言えませんが、どの議論も先が読めない展開かつクロが次第に絞り込まれていく快感を味わえるのはダンガンロンパらしいというよりミステリーを取り扱うゲームとしては優等生で非常に面白かったです。従来作で培ってきたモノをよく活かしていると思います。

 

・ゲームシステムについて

ブレインドライブがゴミみたいにダルいのでキューブ取得増加スキルは必須でした。

ノンストップ議論は視覚的な言葉の表現がすごくよく出来ており、従来作と同じものとは思えないほど進化しています。嘘コード化によるウソダマの偽証システムの導入も相まって本作を代表するゲームシステムとしては正統進化しているなと印象を受けました。メイン看板だけあってシステムとしての面白さは本作随一だと思います。

あとは議論スクラムでしょうか。難易度自体は簡単ではありましたが集団議論を組み立てるという本作初のシステムで中々に力の入ったシステムでした。どうみてもグレンラガンなアレにはいつも笑っていましたが。

あと音ゲーをいきなりやらせるのはクソゲーだってねはっきりわかんだね。ソースはDODの2作。それはそうとニーアオートマタが待ち遠しいな…。今回みたいなロッカー案件にならないといいんだけど…。

 

・結末について

希望でも絶望でもない終わりでしたね。俺の知ってるダンガンロンパじゃない…って思ったプレイヤーは数知れないことでしょう。まあそれも含めてゲーム内で演出をされているわけなので、改めて言う必要もないのですが。

ダンガンロンパ世界における第四の壁の破壊、といった所でしょうか。ラストでキーボが壁を破壊した演出もそれを意図していたんじゃないかと思います。また先ほど貼ったwikipediaからの引用になりますが、

第四の壁はフィクションと観客の間にある。通常、観客は第四の壁の存在を意識することなく受け入れており、あたかも現実の出来事を観察しているかのように劇を楽しんでいる。

という記述があるようにこの壁をぶち壊すことが本作のやりたかったことだったんじゃないでしょうか。また嘘を持ってぶち壊すという要素、作中でのコロシアイがダンガンロンパの名を冠する、という意匠も相まってダンガンロンパらしく第四の壁をぶっ壊すというのが非常によく感じられました。発売直後の小高氏のツイッターにもあったダンガンロンパでしかできないストーリーというのはこういう点にあったのでしょう。やはり氏の手腕は素晴らしいですね。

 

・エンディングについて

多分大体の人が誤解していると思うんですけど、多分実際のプレイヤー自体はあそこでスタッフロールを見ている観客なんですよね。コロシアイを見ている人たちが作中でプレイヤーそのものであると錯覚しそうになりますから仕方ないんですけど、でもアレは現実の僕らを模倣した存在であって僕ら自身じゃありません。ぶっちゃけコロシアイなんて僕らのいる現実世界にはないですし、彼らは明らかに僕らと同質の存在ではあれど、ぼくらではありません。

たぶんこのエンディングの目的は完膚なきまでに破壊した第四の壁の修復という意味合いがあるんじゃないでしょうか。わざわざスタッフロールを流すのが劇場というあたり、「これはフィクションですよ」って言ってるようなもんだと思います。新たな線引を行っているというわけですね。

しかしながら僕らは一時的ながらも嘘と現実の境界が曖昧になりました。これはもう一度嘘と現実がはっきり線引されたとしても、中々に感慨深い物があるのではないのでしょうか。現実を侵食するフィクションの気持ち悪さ、それこそが嘘を以てして真実の向こう側に辿り着いたダンガンロンパV3の面白さなのだと思います。

 

・壁を破壊した後と本作のテーマについて

壁をぶっ壊した後に残るものとはなんだったのでしょうか。エンディング後のタイトルから強制的に飛ばされるエピローグは、作中におけるゲームでない部分つまりフィクションでない彼らの一幕を意味していると思われます。まあ嘘が真実になった姿とでもいうのでしょうか。より正確に言うなれば作中で言われていたように嘘は真実が変化した姿でしかないということでもあります。

これを受けるとやはり本作が提示したかったテーマは「嘘の真実性」じゃないでしょうか。ノンストップ議論の偽証システムでは議論における嘘の真実性、ゲームシナリオではフィクションが現実を変えるという嘘の真実性でシステムとテーマが非常に噛み合っており、ゲーム全体に深みを持たせていますね。

 

・総評

まーいいゲームでした。賛否両論で「こいつらゲームが終わっても議論してんな」みたいな感じのゲームでしたが今までにないゲーム体験ができました。実際シナリオを読んでいて「は?」ってなるゲームは中々お目にかからないんですよね。そういう意味では近年では非常に珍しいゲームでした。しかもこれでシステムがよく出来ていて良ゲーなんだからもう言うことないですよね。正直1と2と絶女やったけどこれが一番ハマりました。ありがとうチームダンガンロンパ、ありがとうスパイク・チュンソフト…。次回作も期待しています。

2016年秋アニメを振り返ってみる

アニメ 雑感その他

正直そんなにみていないので大量にアニメを見ているアニメオタク諸氏には物足りないかもしれませんがまあちょっくらくだらない話に付き合うくらいのおつもりで読んでいただければ幸いです。

 

そもそも今期なに見てましたっけ…と思うぐらいアニメ見ていないのでとりあえず思いつくままに書いてみると

 

オカルティック・ナイン

ガーリッシュナンバー

3月のライオン

鉄血のオルフェンズ

ハイキュー

ユーリ on ice

ユーフォニアム2

舟を編む

夏目友人帳 伍

ロストレージ WIXOSS

WWW.WORKING

刀剣乱舞 花丸

亜人

フリップフラッパーズ

 

 

書き出してみましたがうん、どれも面白い!という感じです。こんな感想じゃアレなんでとりあえず一言二言くらいはなんか言っていこうと思います。

 

オカルティック・ナイン

今期ひときわ異彩を放ちましたね。なお売上はぺーぺーの模様というのが非常に悲しい現実です。イベ券とかあったんじゃなかったっけ…大丈夫なのかな…。まあ今期っていうか今年どれも割りとヤバイですし円盤だけでなんとかするコンテンツビジネスも転換期なのかもしれませんね。

・ガーリッシュナンバー

渡航先生の経歴含めた作家性が非常によく出た作品だったな、という感じでしょうか。ヘイトを集めるキャラを主軸においた業界モノで主役は美少女とは中々に斬新で毎週楽しみでした。調理の仕方というより方向付けも非常によかった気がします。批判も多いですが娯楽作品としては非常に優等生だったと思います。まあこれも売上ペーペーでしたけどあんまり売上は考えられてない気もします。

3月のライオン

BUMP最高!やっぱり生き方を教えてくれるバンドは違います。アニメの内容もそんな感じだったと思います。原作に忠実とまでは言えませんがシャフトらしい心に訴える演出で原作の良さを引き出していったと思います。

鉄血のオルフェンズ

折角鉄華団が色々と安定したのに今度はあの二人破滅しそう…うーん暴走特急で突っ走るのはファーストシーズン譲りで先が読めませんね。2クール目でどうなるかが目が離せないです。

・ハイキュー

やっぱり腐女子向けは売れる…というか原作の良さを十二分に発揮していた感があります。田中一成さん死去は非常に残念ではありましたが、それでも作品の持つパワーは失われていなかったように感じます。いやー相変わらず先がわかってても見てしまう展開と映像美はスゴイですね。東京予選含め、4期が楽しみです。

・ユーリ on ice

色々と波乱を起こしたユーリ、しかしながら愛についてを意外と真正面かつ様々な面から描いており割りとシンプルだけど話としてはいい作品だったなという印象です。過剰なファンサービスというより公式で爆破が目立っていたようにも感じますがセールス的にはこれが正解なのかもしれませんね。基本的な質を高いレベルで維持しつつもファンサービスを怠らない、劇中キャラで表すならJJのような作品だったのではないかと思います。

ユーフォニアム2

劇場版に乞うご期待!いや普通に勝つと思ってたんですけどね…サクセスストーリーだと思っていたけどやっぱりそんなうまくいきませんね。まあ主題としてはそこじゃないようでよく考えりゃあの4人組のうち2人位完全に空気だったしあくまで4人組が活躍する話なのかもしれません。百合が全面的に押し出せされていたのはGOODでした。

舟を編む

まーたノイタミナのホモアニメ…かと思いきやわりとかっちりした業界モノでした。不器用な青年の辞書づくりと恋愛模様が非常に良かったと思います。出来が良かったので言うことがないのですが最初コミュ障が俺TUEEEするってなんかラノベ的だなとか思ったりもしました。しかしハーレムじゃないとこんなにスッキリするんですね。ラノベで一夫一妻制が成立するのはいつになるのでしょうか。

夏目友人帳 伍

いつもと変わりませんでしたね。友人帳の妖怪たちと触れ、優しい少年の緩やかな成長を緩やかに見守るいつもの優しい世界な夏目友人帳でした。この世界をいつまでも見ていたいと思わせる気持ちにさせる夏目ワールドは健在のようです。そういえばスタッフ製作が朱夏になってましたね。ブレインズから独立したみたいですが作画などは特に変化はなくて今後も心配はなさそうですね。

・ロストレージ WIXOSS

中村悠一の怪演が光っていたような気がします。いやもっと百合方面を見ろって言われる気もしますが、男が絡んだせいでそっちに集中できなくなってしまった…。前回のセレクターと地続きだったのは意外でした。完全新作に見せかけたけど実は続編でした、結構な人が騙されたんじゃないでしょうか。まあ内容はかつての友情を取り戻すお話って感じだったでしょうか。前作の岡田麿里チックな感触もあっていいアニメでした。

・WWW.WORKING

また中村悠一…まあ高津カリノな恋愛劇って感じでしたね。どこかシュールで重い設定で笑えるけど何故かリアルないつものやつですね。前作と比べてもだいぶパンチが効いていましたが面白さは健在でした。そこそこ売れるのも頷けます。ついでですけど僕は雨宮天が好みでした。

・刀剣乱舞 花丸

面白かったです。お話として最初は人気の清光の方が主役なのかなと思いましたが安定のほうがスポット当たりましたね。メインをしっかりしつつファンサービスも取っていく、腐女子向け作品ばかり売れて嘆かれる昨今ですが売れる背景には理由とスタッフ側の努力があると思います。まあマーケティング重視しすぎじゃない?と思うかもしれないですが結構腐女子作品も外してる場合もあるのでそれはそれなのです。

亜人

オリジナル展開でしたね。ポリピクも習慣でよくこんだけまークオリティだせるもんだなと毎週感心していました。中盤から終盤は怒涛の展開ラッシュで面白かったのですが結末はちょっと納得しかねました。結局佐藤生き残るんかい…。

・フリップフラッパーズ

人は何故魔法少女が好きなのか、今期だけで3つもあってもういいよ…感がありました。どれも鳴かず飛ばずだけどファンは多く見られたのでやっぱり人気ジャンルなんですね。雰囲気ですが90年台後半からゼロ年代前半の雰囲気があり、少し古めかしいオタクには特に人気な魔法少女モノって感じでした。まあ面白かったですし現代でのアタリ要素と昔のアタリ要素をうまく取り込んでいて新規性も高く、映像美も素晴らしかったですね。しかし悲しいかなニッチな要素に売れ筋要素ぶっこんでも結局はニッチな作品にしかならない…。

 

うーんこんなものでしょうか。なんか売上に関する話が多くて売り豚が書いたみたいなクソ記事になりましたね。まあ今後を憂いる身としては売れないとクリエイターも報われなく市場的な衰退は技術的な衰退に直結しますので書いてるだけなのです。じゃあお前が買えよとなりますが個人にも限界はあります。なので俺は買うからお前も買ってねの輪が広がっていけばいいなって思っています。アニメが無くなったら生活困んなくてもなんか困るでしょう?って思う人が増えれば良いのですけどね。

ちょっと話がそれましたが今期も概ね面白かったです。自分のアンテナに引っかかる作品ばっかり見ていましたが、それ以外でも結構好評なようで今後ともに明るい未来が見えそうですね。来期も色々と楽しみで期待が持てます。振り返ってみて希望が見えた、それだけでもいい気分になりますよね。

Amazon Unlimitedの光文社新訳文庫が復活してた

 

おいふざけんなよサンテグジュペリ普通に読み放題で読めんじゃねえか俺の1000円返せよオッラーンってなったのは僕だけでしょうか。多分他の人も少しはなったと思います。

 

まあというわけでこれで読みたい本が満載だった光文社の本が読めますね。訳にさえこだわらなければかなりの良本ぞろいなラインナップなのは本当に良いです。人気の本はサンテグジュペリ以外にはプルーストなりドストエフスキーなりが人気の様ですね。早速ランキングにも続々入っているということでやっぱり好きなんですねぇ~といった感じです。それはそうと作品名じゃなくて作家名で語るといかにも通っぽくてカッコいいことに最近気づきました。なお著作は一作くらいしか読んでない模様みたいなことは往々にしてありますが通っぽさを出すためにぼくもこれからは作家で語ろうと思います。ガチ勢からボコられる気がしますがその時はその時で。

いつだったか、あー光文社の本いっぱいあるなあ…どれも読みたいなあ…まあ読み放題だしいつでもいっか!みたいに思っていたらいつの間にか読み放題の項目が消えていて、仮面ライダーじゃないですけど「おのれアマゾン!」みたいになってました。まあ色々資金関連でゴタゴタがあったみたいですししょうがないと言えばしょうがないんですけどね。あとこういった復活したりしなかったりはどこかに告知があるんでしょうか…めっちゃ情弱感ありますけど知ってる方いたら誰か教えてくださると幸いです。

 

まあ細かいことは置いておいて僕もさっそく読みたい本をDLして読むことに。何がいいのでしょうか…たまには小説じゃなくてルソーの人間不平等起源論やミルの自由論など社会学方面を攻めてみるかという気分なのでサイコパスで槙島感出る本を読んでいこうかと思います。槙島ついでに言うとディックの電気羊めっちゃ良かったです。ブレードランナー2はあんまり期待してませんが時期が来たら見たいですね。

 

というかやっぱ光文社新訳が復活するだけでAmazonUnlimitedコスパやべえ…他にも実用書とか普通においてあるしこれは登録するしかないでしょ…(ステマ

FGO最終章が面白かったこと

我が偉業。我が理想、我が誕生の真意を知れ!称えるがいい。我が名はゲーティア。人理焼却式・魔神王ゲーティアである!

 

いや、ほんと素晴らしかったですね、FGO最終章。今までの冒険全ての集大成、今までの1年と2016年の締めを飾る時間的な集大成という側面もあり、全てにおいて完璧な終焉でした。いやもうこれ以上が考えられないって感じです。第二部どうするんでしょうね…。

 

思えばサービス初期の運営のクソッタレさから始まり、ガチャのゴミっ確率ぷり、サイレント修正メンテ延長は日常茶飯事など運営の怠慢を上げればキリがないゲームでプレイしているユーザーからも「Fateだからやってる」という意見が多々見られるなど色々とお粗末なところが見られるゲームでした。しかし終わってみれば終わりよければすべてよしと言った感じで多くのユーザーに見守られて愛された本当に良いゲームになりました。サービス初期からプレイしていましたが本当に良いゲームになったと思います。

 

そこで僕は少し考えてみました。なんでこのゲームは最初こんなに不人気だったのにここまで熱のあるコンテンツになったのか?余りFate自体に興味のない人でも初めている、声優でも実際のプレイヤーが多いなど様々な所で人気になっているのは何故か?ということをです。

まあ実際になんで人気が出たなんてよくわかんないですし僕ごときに正鵠を得るような解答を出せるわけではないのですが、妄想程度だと思ってお付き合いくださいませ。なぜFateが面白いのかというのに対して自分なりに解答…アンサーを出したいってのもあります。以前他の人に言われたときにちょっと答えられなくて悔しかったので…。

 

まず第一に考えられるのは様々な英雄を描く際に拾う設定の緻密さとそれに似合わぬ大胆なアレンジ…言うなれば型月ワールドへの取り込みと最適化でしょうか。アルトリアを始めとした各英霊からFGOのゲーティアやソロモンなどもそうなのですが、この最適化が非常に巧みなんですよね。逸話の印象から得られた人物像の描き方が非常に上手い、膨らませ方が上手いとも言うのかもしれません。また時代は違えども他の時代や土地の人物との絡みもよく出来ています。共通点があったり、キャラクターとして違和感がない。まあ単純に言えばキャラ立てが上手いってことだと思います。

またそれに付随してキャラクターの行動理念なども特筆すべき項目だと思います。ソロモンやゲーティアが今回は印象的だったかなと思います。逸話では理想の王であったが、それはただの王という装置的な存在。ソロモンが神から知恵を貰ったという逸話から、この解釈はさすが菌糸類だと思います。またゲーティアというかソロモン72柱も逸話では王であるソロモンに仕えていた悪魔(達?)であります。悪魔たちはずっと彼を見ていた、国と民が滅びゆく様を見ていた…そんな想像からゲーティアは誕生したのでしょう。それ故に誕生から大きな悲しみを背負っております。ここまで材料が出揃っていると「憐憫」の獣となるまでの経緯は想像すると僕らのような平和で中途半端な時間しか生きてない者にとっては中々に度し難いものがあります。

まあ話を始めに戻すとこういった原典への深い知識と解釈の仕方、そこからの発展のさせ方が本当に上手いんですよね。アルトリアが女の子だったというのもそうなんですが本当に上手い。SNではアーサー王を女の子にするところから様々な発想が始まっていると思いますが、今作はソロモンが機械的な王で、死後に人間になりたがったら?というIFを元にすべてが始まっているように感じますね。こういったIFの活かし方と理論立てが本当に真に迫っているというのがFateシリーズの面白さなのでしょうね。

 

またFate…宿命や運命といった意味でしょうか。アルトリアのブリテンの救済もしくは王の選定のやり直し、士郎とアーチャーもしくは切嗣の正義の味方などで過去作で示されてきたように今作ではマシュの限られた生命、ソロモンの王の責務とロマンの人理修復への義務感、ゲーティアの悲しみからの人理焼却などが今作のそれぞれのFateであるのでしょうね。そしてそれぞれのしがらみや義務への解答がなされ完結を迎える。正直言ってこれ以上となくFateらしいFateだったと思います。本当にありがとう奈須きのこありがとう武内社長ありがとうディライトワークス…いややっぱDWは少し反省してくれ…。

 

とまあ割りと雑でしたが感想こんなもんでしょうか。大分雑な気がするな…。他にもアマデウス仮面くんお前実は魔神柱(になる予定)だったんかいとかビーストⅣがフォウくんでまんまやんけというか死徒二十七祖第1位の「霊長の殺人者」でプライミッツ・マーダーってどういうことやねんまあ白い犬だしよくよく考えると伏線めいたものはそこかしこに転がってた気もするな…などなど様々に驚きもありましたがFGO最終章最高でした。第二部で来年もよろしくお願いします。

しかしここまでキャラ描き切っちゃうと次なるFateは一体何なんだ…。やっぱり新キャラ投入?するのかなあ…うーん楽しみだけど不安だ…。

真田丸最終回が最高だった件

映画 雑感その他

真田丸最終回「そんなことは百も承知ィ!」

スクライド最終回「んなこたぁ先刻承知よぉ!」

 

というわけで真田丸最終回、実質スクライド最終回でした。いや全然違いますね。といっても両者とも戦うことしか能がなくそれでいて自身の愚かさを自覚しており、またそれを指摘されても「これこそが自分だ、どこに恥じることがある」と言わんばかりにと己を鼓舞し圧倒的な強敵に立ち向かっていくという愚直なヒーロー像は共通してるのでしょう。勝敗、貴賤、メディア、年期は別としてもどちらもまごうことなきヒーローであることは疑いようもないと思います。

 

日本一の兵と謳われた真田幸村、華々しい名誉をもらいつつもその生涯は一言で言い表すなら「地味」の一言が最もふさわしいと思います。監督である三谷幸喜氏も相当に頭を悩ませていたようですが、彼は本当に表舞台に出てきません。実父の真田昌幸は智将、家康をして表裏比況の者と言われるほどの名将(迷将?)であり数々の戦いでその知略と思い切りを存分に生かして本能寺後の激動の戦国時代を生き残った武将、兄の信之は上田合戦の際に徳川の大軍を相手取り、その猛攻を凌ぎ切ったことから徳川きっての名将の戦国最強とも言われた本多忠勝にその武勇を認められた武将です。両雄とも功績がはっきりとしており、現役時代では多くの活躍をしていました。しかし源次郎様ときたら滝川氏に人質になったり上杉氏に人質になったり豊臣に人質になったりで…人質にしかなってねえぞオイ!この後も第二次上田合戦でちょっかい掛けたくらいでその後に九度山送られてるしなんだこの経歴…マジで何にもしてねえんじゃねえかってレベル。まあ次男坊でしたし表立って活躍するのは長男の務めでもあるからしかたない面もあるのでしょうが今思うと壮絶っていうかめっちゃしょうもない経歴ですね…。これを生涯を通してだいたい40話分にしてさらにドラマチックに描くんだから三谷幸喜監督がハードルが高かったと言っていたのも頷けます。

しかしながら彼の人生最初で最後の大舞台である大坂の陣、元来持て余した彼の武将としての器量が余すところなく遺憾なく発揮される舞台です。日々を暮らすお金にも困る九度山での生活を分相応と言ってたあの頃の源次郎様は一体なんだったんだのか…。というか今思うと全てが彼に必要であったことのようにも思えてちょっと感慨深いです。

思い返してみると信繁は様々な人物から特別な情を向けられていたようにも思います。作中で度々期待を寄せる昌幸、きり、佐助はもちろんのことですが上杉謙信や茶々、もちろん秀吉などもですね。ちょっと結果論的かもしれませんがどの人物も彼の持つ人間として武士としてのカリスマをきちんと見抜いていたことが伺えてくると思います。(まあぶっちゃけると脚色されたための約束された主人公補正なんですがそこはご愛敬ということで。)

しかしながらこの脚色が本当にすごいのはキチンと意味を持っていることにある真田幸村がどういう人物だったのかという一つのアンサーとしての側面があることのように感じられます。次男故に若いときはパッとしないといより活躍の場がなかったが持ち前の人を惹きつけるような才覚があった。これは彼が隠し持つ野心やアツさがにじみ出た故の産物であり、それが最後になって爆発し大坂の陣への参戦となった…そんな風に僕は思います。それと、もちろんこのことに一番早く察知していた…というより信じていたのはきりであると思います。彼女も夢見がちな乙女でありつつもリアリストとしての側面を持つ素晴らしいキャラクターでした。この相反する属性を持つきりを演じきった長澤まさみは実に素晴らしい女優ですね…。ちょっと脱線しましたがきりはおそらく恋をしていたからこそ彼の芯を正確に見抜いてそれをずっと信じていたのだと思います。しかし彼女はどうしようもなくリアリストだった。故にこれは悲劇ではありましたが最後には報われた。なにもかも遅すぎたけれども長い時をかけお互いが持っていたしがらみから解放されたあのシーンは本当に感動的でした…。49話かけたカタルシスとかヤバいですよ…。思わず淫夢くんガッツポしちゃいましたよ…。

それでええとなんでしたっけ…そうそう信繁のことですね。ぼくも乙女だから恋の話にはどうも熱が入ってしまって申し訳ないですねいい年こいたおっさんに差し掛かってるというのに…。

それで信繁ですがこの大阪の陣やきりとの恋愛で見えてくるのは野心や志を持ちつつも彼は遅すぎたヒーロー、もしくは遅すぎたための悲劇のヒーローというのが彼の持つパーソナリティなんじゃないかと思いました。中盤からなんとなく明示されてはいたようにも思えますが終盤になってそれがより顕著に示されましたね。ラストでは自刃の間際に佐助に年齢を聞いて全身が痛いと答えていましたが、アレは期待をかけてもらっていたのに応えるのが遅くなってしまったことに対しての信繁の謝罪、またそれに対する佐助の本音でもあるようにも感じられました。三谷幸喜によくあるのギャグテイストで喜劇調なシーンにも見えますがその根底にあるお互いの認識の相違がこの上なくシリアスに物語を彩っているシーンでもあります。

またラストを占める家紋でもある真田六文銭、一般には三途の川の渡し賃ですが、その真の意味は不惜身命。直訳するなら身命を惜しむな。家族のため友のため愛する者のために自分に殉じて死んでいった彼にはこれ以上なく相応しい言葉だと思います。また六文銭そのものが持つ真田の家から家を託されたという意味合い(ラストの信之が行くかと自分に言い聞かせるように言っているのも印象的)、三途の川の渡し賃でもあることから源次郎の死を暗示するなどまさにこれ以上なくラストを締めくくるに相応しいキーアイテムでした。これだけの条件がそろっていれば最後にそれを見つめた信繁と信之の心情も語るに及ばず推して知るべしというのがラストですね。

 

真田丸、本当に最高でした。大河を見るのは龍馬伝以来でさらに戦国なんて最初大坂の陣?なにそれおいしいの?みたいなやつだったんですが、本当に最高としか言いようがなかったぐらい面白かった。語彙が足りてないですがスタッフキャスト一同には感謝の言葉しかありません。次回作あったら楽しみに待っております。

 

最後にちょっとこれ書いてる時に聞いてたBGMで

www.nicovideo.jp

やっぱスクライドで始めたしスクライドで占めたいよね。曲もなかなか合ってるし。

ジョージ・オーウェルの1984年を読んで思ったことや感じたことをつらつらとアニメとかの話しながらかく

アニメ

開いてくださった方、本当に申し訳ないんですがまず最初に言い訳から入る手前勝手をお許しください。なんなら読み飛ばしてもらっても構いません。それではよろしくおねがいします。

 

昔の名作を語ったり記事書くときに少し思うことなんですがぼく程度の稚拙なおつむや文章力でこの作品を語ってもよいのだろうか?っていつも思います。というかそもそもタメになる感想考察はもう既に書かれていてそれは非常に高いレベルで存在していてそれこそ探せば星の数ほどあるわけで…。そんなことを考えていると僕が名作の感想を書く意味なんてないんじゃないのか?むしろ何かの間違いで参考にしようとする人が逆に興味を失ってしまうのではないのか?ってなって感想書く前から躊躇ってしまいます。

まあつまるところ分不相応なんじゃないのかってのが思うところなわけです。自分の至らぬ点を自覚しているが故に、対象の大きさに恐怖する故にってわけですね。

しかしながらそんなこと言っていたら書くもんも書けねえやることもやれねえってなります。僕は童貞なんですがセッ〇スで例えたらお前他人のがデカくて自分のが貧相だからって女とヤリたくないの?ってことでしょうか。大してうまくない上に汚くて童貞臭い表現ですね。童貞だから仕方ないね。まあなんにせよ俺は俺がやりたいからやる書きたいから書く、ほかの連中がどんなに巧くやってようが俺は俺でやるって心持ちでやるのがいいのでしょう。結果の良し悪しはともかくとしても。あと単純に感想書いといた方が自分の中で精神的に重みづけがされるってのもあると思いますが。

 

拙い動機付けでしたが読み飛ばして頂けましたでしょうか。それでは今回読んだ本ジョーオーウェル著の1984年についての感想を書きたいと思います。

まあぶっちゃけこんなところで感想書いても誰も読む人いねーよな…そもそも古い本で興味持ってる人なんて少数だろうし巻末の解説だけでもうお腹いっぱいっていうかこれで十全ですわ、お友達って感じだし、もっと言うと興味があって作品について知りたきゃwikipediaでググったほうが早いっていうかあらすじで結末まで載っててなんだかちょっと悲しくなりました。ついでに影響作まで書いてあってもう俺が書かなくてもいいんじゃねってレベル。あれもしかしてこの感想意味がない…?

というわけで刊行された年や作品背景諸々の作品紹介はめんどくさいので興味持った人はWikipediaへGO。壮絶なネタバレで一瞬で読んだ気になれるゾ。これド嬢とかでやってたネタだな。それでも作品紹介しろって言うならこんな感じでしょうか。

 

1984年、世界はイングソックの炎に包まれた…!

だいたいこんな感じです。すいませんだいたい嘘です。といっても嘘のような真でもありイングソックのソックはソーシャリズムの略でまあ社会主義ですね。イングは多分イギリッシュの略でしょうこれ小町的にポイント高い。世界は社会主義の炎に包まれてる…もとい社会主義が世界全体に台頭しており所謂ディストピア作品ってやつですね。執筆当時はソ連やらがゴリゴリに共産主義を蔓延させていたのでその風当たりのヤバさは推して知るべしってところでしょうか。実際相当の物議をかもしたそうでアメリカだと反共主義バイブルでもあったみたいですね。

よくできたディストピア小説の恐ろしいところ…というか面白いところはフィクションでありつつもフィクションを超える可能性もしくは側面を持っていて更にそれが現実を塗りつぶすまでに色濃いことにあります。シンプルに言えばただの娯楽作品に収まらずメッセージ性が高いってことですが実際に現実を生きている我々からしたらこんな警告まがいなメッセージなんて送られたらたまったものではありませんよね…。「まじかー…社会クソかー…」ってなってしまってこのままテロリストになるまであります(ありませんし実際にやったらウィンストン君みたいにボロ布にされそう)。

ここ最近ではディストピア物なんて珍しくもクソもなく代表作で言えば伊藤計劃のハーモニーや虐殺器官でしょうか。これは明らかに本作の影響を受けてますね…計劃ほどの人ですし意識はしていたのは間違いないと思います。あとシビュラシステムにより統治されるサイコパスもですね。作中での槙島の愛読書の一つでオーウェルの描く支配的な社会と言っていたのはおそらく1984年のことでしょう動物農場などの他の著作かもしれませんが。他にも彼は本作の源流となるガリヴァー旅行記なども読んでいたのも印象的だと思います。

あとは変わり種っていうか社会情勢的ではあっても政治的ではない作品の図書館戦争だったりエロに関するディストピアの下セカとかでしょうか。下セカ結構好きなんですよね。エロと恋の境界線をディストピア的にやるってなかなか発想できることじゃないよ…言うてディストピアあるあるを一部抽出しただけって気もしますがそれでもギャグ作品としてまとめ上げているのはやっぱ凄いです。あとこれとは関係ないかもしれませんがジャンププラスで大人気の終末のハーレムとかも最近読んで割とよく出来てんなシコシコってやってました。これはエロの理想郷ですが言ってしまえば強要されるセックスであり快楽によって人間性を麻痺させているというよりさせられている作品で、それ大して葛藤する主人公はいかにもディストピアものといった感じですね。その世界での男らしさを享受している登場人物がいたりなども如何にもそれっぽい。絵が普通にエッチなので続きも気になるし12話しかまだないので読んだことのない方には是非お勧めです。DMMあたりの三文抜きゲーやどこかのエロ同人みたいな設定だと思いの方もいらっしゃると思いですがですが僕には最近の当たりです。

上記に上げたのは僕が気になった作品っていうかヒット作とかですので実際にはもっとあるでしょう。ていうか知らないだけですね。wikipediaにMGS5とかあったけど全く知らんかったし…ていうかやらなきゃ…。それでもどの作品か一つに思い当たるならどれも強いメッセージ性があるということは察していただけたと思います。

1984年は作者が意図していたかどうかは微妙なラインですが当時大旋風を巻き起こしたことから非常に強いメッセージ性があるのは間違いなく、それは今でも語り継がれているようなことからも明らかです。しかしながら本作が本当にすごいのはその時代だけにとどまらず、他のディストピア小説などと一線を画し、現在でも引用されるような作品であるということだと思います。

何故ここまで読まれているかというとまあぶっちゃけ古典名著だからってのもあるからってのもあるんですが(実際僕はそれで読みました)、これは本作は社会主義を主だって取り扱っているものの本質的には社会そのもの人間そのものがテーマもしくは根底にあるからなのではないかと思います。二重思考がこれには代表的で社会心理学における「認知的不協和」と巻末解説には載っており割と小難しい設定で作中だと「一つの精神が同時に相矛盾する二つの信条を持ち、その両方とも受け容れられる能力」って言われてます。よりシンプルに言うなれば本音と建前という表現になるかもしれませんね。

ノーをイエスといったり、無いものをあると言ったり、できないことをできると言わなきゃならなく建前がどうしても優先してしまう…こういったことは大人だろうが子供だろうがどこかしら心当たりがあるのではないのでしょうか。この二重思考というのはまるで特殊な能力であるかのように作中では言われていますが実は非常に身近な概念なのです。身近な概念であるため意識しないというよりそもそも無意識でやっている場合も多く、意識していたとしてもほとんどがオブライエンのよう矛盾を受け入れてより強固な忠実さを得てしまう…。そんな怖い概念です。

また別の言い方をするのであれば非常に高度に大人な思考とも言えるかもしれません。成人ならほとんどがこういった理屈は知らずとも経験的に身に着けている場合がほとんどだと思います。しかしながらこんなの実際には作中でウィンストンが拷問を受けていたのと何が違うというのでしょうか…知らず知らずに社会に飼いならされてしまっているのではないのか…。そんな風に感じます。

といってもまあ哀しいことに僕もこんなことを考えつつも結局は二重思考に陥っているわけで思考しつつもそれは表に出てこないのは悲しいことでもあります。おとなになるってかなしいことなのん…それでは聞いてください反町隆史で曲は「POISON~言いたいことも言えないこんな世の中~」です。

 

まあおふざけを交えながらそれなりには真面目に書けたんじゃないでしょうか。実際僕程度が語る感想なんて鼻くそみたいなものなので気にする方がいたら負けってことでここは納得してください。まあ僕なら鼻くそ投げられたらキレてぶん殴りますが。

 

それはそうと二重思考の集団の認識が現実を社会を塗り替えるって割とよくある設定ですがこの辺の原典とかってこのへんの作品からインスピレーションをもらってるんでしょうか。5pbのどこぞの社長あたりがすごい好きそうな概念ですしおそらくですが何かしらの影響を受けている気がします。カオヘカオチャのギガロマとかモロですし細菌だとオカ9でも認識がどうこうみたいな話がありましたね。あと氏は先ほど出てきたMGS5の小島監督と仲がよいっていうか面識があるみたいな話も聞いたこともあってなんとなーくそんな気はしています。

 

くだらない話でしたがもしも読んでいただけたのならありがとうございます。何がご指摘お叱りがあれば励みなるのでコメしていただければ幸いです。