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赤甲羅な雑記

アニメ・マンガとかの記事を書く量産型無個性ブログです

蟲師久々に読んでた

漫画

 

蟲師には人生の大切な全てのことが詰まってる」

 

唐突ですが蟲師読んでました。なんで読みたくなっていうとまとめブログサーフィンでネットオーシャンをひゃっほうと水着モーさんばりにライディングしてたら記事があったんでちょっと読んでたんです。そうしたら「そういや愛蔵版を昔買って持ってるけどほとんど読んでねえな」となったからです。

 

そんなわけで本棚の少し奥にしまい込んであったのを取り出してきました。上に平積みにされた漫画が置いてあったり本当に読んでなかったみたいです。

取り出してみますとまるで古書のような装丁にはちょっとワクワクしました。奥にしまい込まれてたのも相まっててワクワク感は倍増です。買った当時はへー手が込んでるじゃんってぐらいにしか思わなかったものですがこうして時を置いてから取り出すとまた違った印象になるものですね。デザインした方が誰かはわかりませんがとても良いセンスをお持ちの方のようです。

 

とりあえず1-5巻までぶっ続けで読んでましたがやはりどのエピソードも秀逸です。1巻を開くとまず出てくる「およそ遠しとされしもの~」のくだり出てくるのですがもうこれで世界観に引き込まれてしまいます。アニメ見てる時は毎話このくだりから始まってた気がするんですけど、これ以上ないってくらいの引きですね。日本昔話的というかこれからはじまるんやで~って感じで、まるで別世界に誘われるような感覚でなんとも言えない感覚です。

あとこれ適当な話数から入った人でもどの話からでも見て読んでもええんやで?というメッセージ的な側面もあったりしますよね。劇中でもギンコが度々、自身の妖質に関する発言をしてたりなど結構初見さんに配慮するようなことしてたり、今読むとこの辺の新規さんに対しては結構徹底して配慮されてるなという印象を受けました。まあ一話完結モノのお決まりのパターンといえばそれまでなのですが。

 

まあ引きの話はこれくらいにして、折角話題に出したことですし何か一つくらいエピソード紹介をしたいですね。エピソードですがベタベタなハッピーエンドから鬱になりそうなバッドエンド、その中間くらいのちょっと苦めなビターエンドまで幅広いストーリーがあり、どの話を読んでても結末が読めないのも面白さ1つですね。世界観というか根底にあるテーマなのかもしれないですが、蟲はただそこに在るモノたちで善でも悪でもない、ということが作品の結末の多様性に持たせているのでしょう。実際はもっと複雑で様々な要因が絡んでいるのだとは思いますが。

そんなわけでどの話も結末は多くあれどどれも珠玉の傑作ばかり。どれか一つに選ぶのは少々難しく、一番これが面白いなんて言えないので選ぶのは悩ましい限りなのですがここは丁度読んだ巻の5巻にあったエピソードの「眼福眼禍」をおすすめしたいと思います。

なんでこの話かっていうとまあ最近クビキリサイクルを読んだからなのかもしれませんが未来視に関する能力を持つ人物がいまして、その人物の考え方というほどでもないんですが未来が見えることに対する諦観とでもいうんでしょうか、その辺が少し似通っていたからなのかもしれません。これといった理由ではないのですが、もしかしたらこういう超人的な力や現象を手にした人物があえて普通であることを望んで力を捨てるといったエピソードが好きなのかもしれません。またこの話の前に「沖つ宮」という話があるのですがこれもちょっとだけ似たような話で、死に関するお話で普通に死ぬことの大切さもしくは尊さを説いていました。

普通であること、それ自体はなんでもなく時には嫌悪するようなことでもあります。だからこそ人は普通であることを拒み拒絶し特別であろうとします。しかし特別であるということは特別ゆえのしがらみを持つことにもなります。普通ゆえのしがらみとの差異などそこにはなく、むしろ特別な方が持つべきものが多かったりして大変になりがちです。分相応、身の丈に合うとでもいうのかもしれませんが自身に最も合った在り方や自然なままにある。これはまさに蟲の在り方と同じで、結末からも作品のテーマを感じ取れるような素晴らしい話です。

といっても中には力を持て余して暴走してしまう話だったりなど逆方向に振り切ってしまう話もあります。しかしながらこれもまた自然ということなのでしょう。おそらくですけど(適当)。

 

まあこういうエピソードだけでなく他にも面白いエピソードがあるので興味沸いた方がもしいらっしゃるのであればぜひ読んでみてください。めっちゃ面白いんですごくお勧めです。人生の大切な全てのことが詰まってるといっても過言ではなく、もしかしたら蟲師は戦車道というか戦車道が蟲師みたいなところがあると思いますので劇場版ガールズ&パンツァーと一緒に読んだら相乗効果が得られて二倍三倍楽しめるかもしれません。(※個人差があります。人によってはうるさくて雰囲気がぶち壊しになるかもしれません。予めご了承ください。)

 

それはそうと読んでてちょっとジャンプでやってる鬼滅の刃を思い出しました。作者が女性であることだったり、時代設定が明治大正ぐらいの時期、連作ではあるものの一話完結の要素も持つなど結構共通点が多くみられました。あと微妙に(マジで微妙に)絵が似てたりなどもしかしたらなにがしかの影響とか受けたのかな?と個人的に思いました。まあ作風とか全然違うんでそんなことないしファンの方もしいて気を悪くしたらごめんなさい。

 

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最後にひとことでkindleは神、新世界の神で、もしかしたら新しい紙なのかもしれない。