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赤甲羅な雑記

アニメ・マンガとかの記事を書く量産型無個性ブログです

映画デスノート Light up the NEW world みました

ストーリーラインやお話のコンセプトそのものは言うほど酷いものではなかったと思います。ぶっちゃけほぼ必要性はありませんでしたけどポテチやメット外し、仕込み時計など原作のオマージュが多めだったのも個人的にはよかったです。原作を大事にしているというスタッフの意気込みたいなものでしょうか。まあ割と逆に雑な原作オマージュでむしろ蔑ろにしていると感じた方が大多数のような気がしなくもありませんけど。

 

登場人物が全員バカという感想をちょくちょく見かけたんでどんなもんかと思ったんですけど正直このへんは登場人物たちが決まったお話の上で取る行動に対して説得性をうまく用意できていなかったという印象を受けました。例を上げると結構キリがないくらいツッコミどころありまくりなんですけど、序盤に出てくる青井ちゃんに対するキラ対策課が目を持ってるのに凄い雑な顔の隠し方してたりして「こんなん的やんけ」とほぼすべての視聴者が思ったことでしょう。他にもサイトで逆探知して相手の居所突き止めてましたけど全世界的にセキュリティぶち破ってウィルス仕掛けられる相手に対してその対応の仕方はどうなのと思ったりもしました。視聴者的には「殺されに行ってんのかこいつら」って感じでチャットしてる竜崎はともかく誰か気づくべきだったんじゃないでしょうか。あとあんな適当なジャミング装置で監視カメラが無効化されたりしてもう自分の中では「きっと描写はされてないだけで人物は最適な行動をとっていてすげえシュールだけど使用されている技術は相当に高いレベルにあるはず…」と思わないとストーリー追っかけて見ていられない状態でした。バカというより詰めが甘すぎて雑って印象です。せめて多少無理があっても見てる観客が混乱しないように何がしかの配慮が欲しかったですね。

しかしながらストーリーそのものは個人的には嫌いではありませんでした。原作にある6冊のノートのルールから着想を得たストーリー構成でデスノートを6冊封印しキラ犯罪を完全に消滅させるというのは結構筋が通っていて10年目には相応しいんじゃないかなと思います。まあそのせいで2冊ほど外国に落ちていつの間にか殺されてた外国人がいましたが。少しくらい物語に絡めてもよかったのでは…。

あと三島が実は黒幕の新キラでしたが夜神月がやられたノートへあらかじめ名前を書かれることで裏を突かれることへの対策をとして「相手が書く前にこちらが書いて利用してしまえ」というのは以前のLを越えるために考え出した戦法であったと考えると中々の新キラっぷりじゃないかと思います。まあ名前が分かった時点で殺さない時点で大分バカなんじゃないかと思いますがキラがLを超えるといった意味合いを考えると個人的にはこの殺し方は結構好きですね。またLですがノートに操られて利用されていてもキラの正体を暴きだすというのも流石新Lという感じでした。終盤での新キラVS新Lの戦いは割と以前の劇場版を踏襲していたり記憶を消すなど原作での要素も入っていたりしてこの辺の攻防は結構好きですね。

また終盤で三島と竜崎での新たな信頼関係が構築され、キラが次のLとなる展開となりました。これはキラVSLの戦いを終わらすにはキラとL両方の資質を持つものがLとなる必要性があるということでしょう。しかしながらこれはキラがLにもなるということで新井Lとしても諸刃の剣ともなり得る選択であったとも思いますが、三島の研究ノートを見たり劇中での活躍などデスノートがなければ信用に足る人物だとの評価からでしょう。結構納得はいかない部分はありますがつまるところ「光と闇が両方備わり最強に見える、暗黒が持つと逆に頭がおかしくなって死ぬ」ということでしょう(適当)。一時、本当に頭がおかしくなってましたが光の側面を得たことで最強になったんでしょう。 

まあ中々に雑というかおざなりな部分があったもののストーリーの着地点としては面白いものとなったと思います。まあ着地するまでにミスの連発で評価どころじゃないみたいなことにもなっていますが個人的には終わりよければすべてよしみたいなところあるんで個人的には満足ですね。

あと最後にライトくんが「計画通りだ」とか名言言っちゃってますが暗黒が持つと頭がおかしくなって死ぬことはブロントさんが証明してるんでおそらく計画通りにはならないと思います(多分)。冗談はさておいても新たなキラVSLの戦いを経て生み出されたキラとLのハイブリッドがもたらすのはキラ事件の終焉かはてまた殺戮による新世界か…照らし出される新世界がどうなるのか、次回作がなくとも期待したいですね。